情報テンプレートの使用
7.4以降で利用可能
情報テンプレートを使用すると、情報フレームワークを実装する任意のアイテム タイプに対して FreeMarker テンプレートを作成できます。 サポートされているアイテムの種類には、Web コンテンツ、ドキュメント、アセット、ブログ、カテゴリ、オブジェクトなどがあります。 作成後、フラグメント フィールドをテンプレートにマップして、アイテムがコンテンツ内でどのようにレンダリングされ、ページが表示されるかを決定できます。 これにより、サイトに一貫したスタイルを実装できるようになります。
情報テンプレートはウィジェットではなくフラグメントでのみ使用できます。 ウィジェットに表示される Web コンテンツ用の FreeMarker テンプレートを設計するには、 Web コンテンツ テンプレートを使用します。 テンプレート間の違いについて詳しくは、「 テンプレートの選択 」をお読みください。
情報テンプレートの作成
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サイト メニュー (
) を開き、 デザインを展開して、 テンプレート → 情報テンプレートに移動します。 -
新規をクリックし、 名前を入力し、 アイテム タイプを選択して、 (該当する場合) アイテム サブタイプを選択します。

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[保存]をクリックします。 これにより、テンプレートデザインページにリダイレクトされます。
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(オプション) 既存の FreeMarker スクリプトを
.ftlファイルからインポート します。 -
FreeMarker を使用してテンプレートをデザインします。
オートコンプリート機能を使用するには、エディターに
${と入力します。要素 サイド パネル (
) では、選択したアイテム タイプの構造から使用可能なフィールドにすばやくアクセスできます。
注要素サイド パネルには、テンプレート (ジャーナル記事テンプレート、情報テンプレートなど) に基づくフィールドは含まれません。 これは無限ループを防ぐためです。
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(オプション) プロパティ サイド パネル (
) で、テンプレートに 説明 または 画像 を追加します。 -
完了したら、 「保存」 をクリックします。
作成された情報テンプレートは、コンテンツ表示フラグメントや、テキストやリッチ テキストなどのマッピング可能な サブ要素 を持つその他のフラグメントで使用できます。 選択すると、コンテンツ ページおよび表示ページ テンプレートでアイテムがどのようにレンダリングされるかが決まります。
Liferay の Headless API サービスは、テンプレート エディターで restClient オブジェクトを通じて利用できます。 使用方法の詳細については、 テンプレート エディターでのヘッドレス API の呼び出し を参照してください。
スクリプトのインポートとエクスポート
情報テンプレートを編集するときに、FreeMarker スクリプトをインポートおよびエクスポートして、他のコンテキストで再利用できます。
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サイト メニュー (
) を開き、 デザインを展開して、 テンプレート → 情報テンプレートに移動します。 -
必要な情報テンプレートを選択します。
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アプリケーション バーで [アクション]
をクリックし、 [スクリプトのエクスポート] または [スクリプトのインポート]を選択します。
エクスポートすると、現在の FreeMarker スクリプトが script.ftl ファイルとして保存されます。
インポートすると、選択したファイルによってテンプレートの現在の FreeMarker スクリプトが置き換えられます。
情報テンプレートの管理
テンプレート アプリケーションでは、既存のすべての情報テンプレートを表示および管理できます。 既存の各テンプレートは、そのタイプ (例: Web コンテンツ記事) とサブタイプ (例: 基本 Web コンテンツ) とともに表示されます。 テンプレートの アクション (
) をクリックすると、次のアクションにアクセスできます。
| 操作 | Description |
|---|---|
| 編集する | テンプレートを編集します。 |
| コピー | 選択したテンプレートのコンテンツを使用して新しいテンプレートを作成します。 |
| 権限の設定 | テンプレートの基本的な権限を管理します。 |
| 削除 | テンプレートを削除します。 |

ここでは、情報テンプレートを LAR ファイルとして エクスポート および インポート して、サイト間および環境間で共有することもできます。 これを行うには、アプリケーション バーの [アクション] をクリックし、 [エクスポート/インポート]を選択します。

デフォルトでは、情報テンプレートのエクスポートにはウィジェット テンプレートが含まれます。 ただし、LAR ファイルに含めるテンプレートを設定できます。