ロックされたページの設定
Liferay DXP 2023.Q3+/ポータル GA92+
Liferay は、複数のユーザーが同じページを編集しようとしたときに競合が発生するのを避けるために、編集中にページをロックします。
この機能は、 コンテンツ、 マスター、 ユーティリティ、および コレクション ページ、さらに ページ および 表示ページ テンプレートで動作します。
ページのロック
ユーザーがページの編集を開始し、新しいコンテンツを追加すると、ページがロックされ、他のユーザーがアクセスできなくなります。
ユーザーがロックされたページにアクセスしようとすると、代わりに「ページが使用中」というメッセージが表示されます。 このページには、前のページが存在するかどうかに応じて、「戻る」または「[前のページ名]に移動」が表示されます。
ユーザーはロック解除されたページの下書きのみを破棄できます。

すべてのイベントがページをロックするわけではありません。
- ページをロックしなくても、ページの マスター ページ またはその スタイルブック を変更することはできます。
- ページがロックされている場合でも、 フラグメントを伝播できます。
- ページがロックされている場合でも、 ページのページ テンプレートをインポートできます。
パブリケーションを操作している場合、ページとそのパブリケーションは一緒にロックおよびロック解除されます。
ページのロックを解除する
ほとんどの場合、システムが自動的にページのロックを解除するため、ページのロック解除について心配する必要はありません。
たとえば、ユーザーがページを編集モードから表示モードに変更した場合、ユーザーがログアウトした場合、またはユーザーがそのページのあるタブを閉じた場合、Liferay はページのロックを解除します。
ユーザーがページを変更せずに編集モードで長時間開いたままにしておくと、システムは自動的にページのロックを解除します。 時間の長さは次のように設定できます。
-
グローバル メニュー (
) を開き、[構成] の下にある コントロール パネル → インスタンス設定 に移動します。 -
「コンテンツとデータ」の下で、 ページを選択します。
-
仮想インスタンススコープで、 ロックされたページを選択します。
-
自動ロック解除プロセスを許可するを切り替えます。
機能を無効にしたい場合は、オフにしてください。
-
自動保存なしの時間 を分単位で設定します。
システムは 15 分ごとにロックされたページをチェックするため、自動保存なしの時間は正確ではない可能性があります。

サイト管理者またはスーパー管理者は、ページのロックを手動で解除できます。
-
サイト メニュー (
) を開き、 構成 → ロックされたページに移動します。 -
ロックを解除したいロックされたページの横にある アクション (
) をクリックし、 ロック解除をクリックします。複数のページを選択し、ロック (
) アイコンまたはその横にあるアクション ボタン → [ロック解除] をクリックして一括でロックを解除できます。
ページのロックが解除されました。 自動保存された変更はすべて保持され、ページを編集できるようになります。
このリストでは、ページの種類、現在ページを編集しているユーザー、前回の自動保存からの経過時間も確認できます。
