ドキュメントとメディアプレビューの設定
デフォルトでは、Liferay DXP は PDFBox を使用して、ドキュメントライブラリに追加されたファイルのプレビューを生成します。 これは、PDFBoxがDXPで配布できる唯一の100% Javaベースのツールであるためです。
ただし、PDFBoxは限られた数のファイル形式しかサポートしていないため、Liferayは追加のファイル形式をサポートするために外部サービスとの統合も提供します。 これらのサービスを使用すると、より多くのファイルの高品質のファイルプレビューをより迅速に生成できます。
プレビューの生成に使用するには、まずLiferay DXPインスタンスを実行しているサーバーにサービスをインストールする必要があります。
Liferay DXPは現在、以下のプログラムとの統合をサポートしています。
OpenOffice または LibreOffice :これらのプログラムはサーバーモードで使用でき、サポートされているファイル形式(
.pdf
、.docx
、.odt
、.ppt
、.odp
など)のサムネイルおよびプレビューを生成することができます。 また、これらを使用してドキュメントを変換し、ブラウザで表示することもできます。 詳細は、OpenOffice / LibreOffice統合の有効化を参照してください。ImageMagick ( Ghostscript も必要です):これらのプログラムは、画像ファイルの高速で高品質のプレビューと変換を提供します。 詳細は、 Enabling ImageMagick and Ghostscript を参照してください。
FFmpeg :このプログラムは、音声ファイルとビデオファイルのサポートを提供します。 ファイルプレビューの生成に加えて、ブラウザのネイティブHTML 5プレーヤーでマルチメディアを再生できます。 詳細は、 音声とビデオのプレビュー用にFFmpegを有効にする を参照してください。
noteLiferay 7.3.x以前のバージョンでは、音声とビデオのプレビューの生成に Xuggler を使用しています。 詳細は、 Enabling Xuggler を参照してください。
これらのツールをインストールして設定すると、ドキュメントとメディアはほとんどのファイル形式のアプリケーションプレビューを提供できます。