ロギングの構成
[サーバー管理]パネルの[ログレベル]タブでは、Liferay DXPのクラス階層でクラスとパッケージのログレベルを設定し、サーバー管理ログUIを使用して同様に管理するカスタムオブジェクトを追加できます。 クラス階層の最上位近くのログレベル( com.liferayなど)を変更すると、その階層の下にあるすべてのクラスのログレベルも変更されます。 階層内で不必要に高い変更を行うと、生成されるメッセージが多すぎて役に立たなくなります。
変更によってログメッセージが増える場合は、できるだけ具体的な内容にしてください。
各ロギング構成は、カテゴリーと呼ばれます。
ログレベルのユーザーインターフェースへのクラスまたはパッケージの追加
カテゴリを追加するには、
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コントロールパネル → 構成 → サーバー管理に移動し、 ログレベル タブをクリックします。
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追加ボタン
をクリックして、カテゴリの追加フォームを開きます。 -
フォームに記入し、 「保存」をクリックします。
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[保存]をクリックします。
ロガー名: com.liferay.portal.workflow.kaleo.runtime.internal.notification.TemplateNotificationMessageGeneratorなどのサーバーにデプロイされたクラス。
ログレベル:表示するログレベルを選択します。オフ、致命的、エラー、警告、情報、デバッグ、トレース、またはすべて。

ログ レベルの説明については、 Apache の Log4j レベル クラス Javadocを参照してください。
既存のカテゴリのログレベルの変更
既存のロギング構成のログレベルを変更するには、
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コントロールパネル → 構成 → サーバー管理に移動し、 ログレベル タブをクリックします。
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構成するカテゴリを参照または検索します。
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セレクターを使用してレベルを変更します。
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[保存]をクリックします。

XMLファイルによるレベルの調整
XMLファイルでログレベルを調整するには、
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モジュールのシンボリックバンドル名をメモします (例:
com.liferay.saml.opensaml.integration)。 -
[LIFERAY_HOME]/osgi/log4jフォルダに、次の形式の XML ファイル[symbolicBundleName]-log4j-ext.xmlを作成します。 たとえば、com.liferay.saml.opensaml.integration-log4j-ext.xml。 -
XML ファイルでロガー レベルを定義します。 例えば、
<?xml version="1.0"?>
<Configuration strict="true">
<Loggers>
<Logger level="DEBUG" name="com.liferay.saml.opensaml.integration" />
</Loggers>
</Configuration>
構成はドキュメント型定義 (DTD) 形式ではなく、XML スキーマ定義 (XSD) 形式であることに注意してください。