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Liferay Cloud環境について

Liferay Cloud プロジェクトには、それぞれ異なる目的 (開発、ステージング、本番など) の複数の環境を設定できます。 各環境には、プロジェクトIDと環境IDを加えた一意の名前があります。 たとえば、 acme という名前のプロジェクトのステージング環境と本番環境には、それぞれ acme-uat および acme-prdという名前を付けることができます。

警告

環境名と場所を選択したら、自動的に名前を変更したり別の場所に変更したりすることはできません。 このようなことをしなければいけない場合は、サポートにご連絡ください。

このネーミング接続にもかかわらず、各環境は独立しています。 これらは プライベート ネットワーク によって分離されており、これにより、同じ環境のサービスがパブリック インターネットにアクセスすることなく安全に通信できるようになります。

左上のセレクターメニューからこれらの環境にアクセスできます。

図 1: このセレクター メニューからプロジェクトの環境にアクセスできます。

環境の場所

異なる環境を異なるリージョンに配置できます。 例えば、ヨーロッパにエンジニアリングチームを持ち、北米にほとんどの顧客を持つ企業は、開発環境をフランクフルトに、生産環境をオレゴンに置くことができます。 ユーザーの リクエストに近い場所に拠点を置くと、ネットワークの待ち時間が改善されます。

こちらに、現在利用可能な Liferay Cloud リージョンのリストが 記載されています

図 2: 環境はさまざまな場所でホストできます。

環境タイプ

環境タイプは、環境設定を区別する分類です。 2つの環境タイプがあります。

  • 本番環境
  • 非本番環境

これらの環境タイプは、価格と計算能力が異なるだけでなく、バックアップサービスとデータベースサービスの機能も異なります。

本番環境

  • バックアップ:データのバックアップは、デフォルトで定期的に自動的に作成されます。
  • データベース:データは複数のアベイラビリティーゾーンで複製され、拡張IOPSが含まれています。

非本番環境

  • バックアップ:デフォルトで、データのバックアップは自動的に作成されません。
  • データベース:データは単一のアベイラビリティーゾーンに存在し、通常のIOPSが含まれています。

図3:環境のタイプが[設定]に表示されます。