問題
- 開発中やテスト中に、Liferay Experience Cloud Self-Managed (SM) 環境を「クリーン」な状態にしてやり直す必要がある状況がしばしば発生します。 おそらく、デプロイメントによってデータが破損したり、何らかの意図しない変更によって環境に問題が発生したのでしょう。 この記事では、自分の環境を「リセット」し、「クリーン」な状態にするための手順を紹介します。
環境
- Liferay Experience Cloud SM
解像度
注意! 以下の手順で、データベースとドキュメントライブラリの全データを完全に削除します!
注意! これらの手順は、本番環境では使用しないでください! 元に戻すことはできず、データを復元することもできません!
環境をリセットするためには、2つの作業が必要です。 いずれの作業も行う前に、Liferayサービスのスケールを1に設定しておく必要があります。
ドキュメントライブラリを削除する
- クリーン化しようとしている環境のLiferayサービスに移動します。
- シェル」タブをクリック
- 以下のコードを貼り付け、実行します。
rm -r /opt/liferay/data/document_library
データベースを削除する
データベースの認証情報は、プロジェクトのシークレット(設定ページにあります)からコピーする必要があります。
- クリーン化しようとしている環境のLiferayサービスに移動します。
- シェル」タブをクリック
- 以下のコードを貼り付け、実行します(ユーザーとパスワードはコピーした認証情報で置き換えてください)。
mysql -u User -pPassword -e "drop database lportal; create database lportal" && /opt/liferay/tomcat/bin/catalina.sh stop