Events Analytics
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イベントの追跡

Liferay DXPのサイトページにJavaScriptのコードを追加することで、分析のためにイベントを追跡することができます。 コードは Analytic Cloud の API と対話して、ユーザーが Web サイトで何をしているかを取得します。 これらのイベントは、イベント分析ツールで分析できます。

そのためには、JavaScriptのコードで Analytics.track を使用し、イベント名と属性を定義します。 JavaScript コードを追加するには、 ページを個別に変更するページ フラグメントを追加する、または独自の開発ツールとアプローチを使用します。

項目説明
eventイベントの名前。 イベント分析を行う際に理解しやすいように、人間が理解できる名前にすることをお勧めします(例:「Add to Cart Click」など)。
attributes追跡したいイベントのさまざまな属性(例:価格、商品名、数量など)。

例えば、ユーザーがどのようにショッピングカートにアイテムを追加しているかを追跡することができます。 これらのイベントを追跡するには、Webサイトの製品ページにJavaScriptコードを追加します。 イベントで追跡する価格、製品名、数量などの属性を選択します。 以下は簡単な例です:

// Add some event listener logic for when a user clicks the Add to Cart button

Analytics.track("Add to Cart Click",{
    'price': productPrice(),
    'productName': productName(),
    'quantity': productQuantity(),
});

Analytics Cloudは、その属性に対して収集された最初のデータに基づいて、自動的にデータタイプを検出してキャストしようとします。 必要に応じて、Analytics Cloud の設定ページにある イベント属性の定義 で型キャストを変更します。 指定した属性に加えて、すべてのイベントに自動的に関連付けられる グローバル属性 があります。 属性には次のデータ型キャストを設定できます。

属性タイプ説明
Booleantrueまたはfalse、大文字でも小文字でもOK
DateISO-8061形式(yyyy-MM-dd'T'HH:mm:ss.SSSX)。
Durationミリ秒単位、非負
Number千単位の区切りなし。小数点区切りは使用可能
String他のフォーマットが一致しない場合、Analytics Cloudは文字列を想定する

個々のページを変更する

JavaScriptコードを追加する最も簡単な方法は、個々のページを変更することです。 ウィジェット ページを使用すると JavaScript コードを追加できるため、必ずウィジェット ページを使用してください。

  1. 製品メニュー (Product Menu icon.) をクリックし、 サイトビルダーページに移動します。

  2. 個々のページの アクション アイコン(Actions icon.)をクリックし、 設定をクリックします。

  3. JavaScriptコードをテキストボックスエリアの JavaScriptに貼り付けます。 これは[詳細設定]タブの下にあります。

    JavaScriptコードをテキストボックスに貼り付けます。

  4. [保存] をクリックすると、ページでイベントを追跡する準備が整います。

詳細については、 ページ設定 UI リファレンスを参照してください。

ページフラグメントの追加

JavaScript コードを追加する別の方法は、コンテンツ ページに追加できるページ フラグメントを作成することです。 ウェブサイトのどのページにも素早くフラグメントを追加することができるため、より高いスケーラビリティを得ることができます。

  1. 製品メニュー (Product Menu icon.) をクリックし、 デザインフラグメントに移動します。

  2. フラグメント セットの プラス アイコン (Plus icon.) をクリックします。

  3. 新しいフラグメントを作成するには、 追加 アイコン (Add icon.) をクリックします。

  4. [Code] タブをクリックし、JavaScriptフィールドにJavaScriptコードを貼り付けます。

    JavaScript コードを JavaScript フィールドに貼り付けます。

    なお、属性値をフェッチするコードや、 Analytics.track コードをトリガーするロジックを追加する必要がある場合もあります。

  5. [保存] をクリックすると、ページフラグメントが使えるようになります。

  6. フラグメントを追加したいコンテントページに移動します。 編集 アイコン (Edit icon.) をクリックしてページ エディターを開きます。 先ほど作成したフラグメントを見つけ、自分のページにドラッグします。 公開をクリックします。

Analytics JavaScript オブジェクトを使用するフラグメントは、Analytics Cloud にリンクされていないサイトでは壊れる可能性があります。 複数のサイトで同じフラグメントを使用する場合は、参照する前に Analytics オブジェクトが存在するかどうかを確認してください。

詳細については、「 フラグメントの開発」を参照してください。