データセット
Liferay DXP 2024.Q1+/ポータル GA112+
現在、この機能は リリース機能フラグ (LPS-164563) によって保護されています。
データ セットは、Liferay 内の関連データを整理および管理するのに役立つ仮想コンテナのようなものです。 Liferay ヘッドレス API を通じて利用可能なさまざまなリソース (オブジェクト定義、ブログ投稿、ドキュメントなど) から情報を収集し、すべてを 1 か所で簡単に処理できるようになります。 利用可能なヘッドレス API の完全なリストにアクセスするには、 API エクスプローラー を使用します。

データ セットには、Java ベースのデータ セット (OSGi で作成) とカスタム データ セット ( データ セット マネージャーで作成) の 2 種類があります。 Java ベースのデータ セットは、Liferay 内で直接編集できない OSGi コンポーネントですが、 システム データ セット を使用して、カスタム データ セットと同様に、そのコピーをカスタマイズできます。
データ セットの用途をいくつか紹介します。
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顧客プロファイル、取引記録、製品カタログなどの複数のソースからデータを集約し、包括的な分析レポートやパーソナライズされたエクスペリエンスを生成します。 データ セットを使用すると、データ ソースを調和させて洞察力のある分析を行うことができます。
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情報をまとまりのあるデータ セットに統合し、シームレスなコンテンツ管理と公開ワークフローを実現します。
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ユーザーの好みや行動に基づいてコンテンツの表示をカスタマイズします。 データ セットを使用すると、個々のユーザー セグメントに適応する動的なコンテンツ レイアウトを作成し、パーソナライズされたエクスペリエンスを提供できます。
データ セット マネージャー アプリケーションを使用して、データ セットを 作成、整理、および制御します。
しかし、データ セットはデータの収集と整理だけではありません。 また、可能な限り最良の方法でそれを表示することも目的としています。 データ セットを管理し、ユーザーにデータを表示する方法を カスタマイズします。
データ セットを使用すると、データをさらに細かく制御できます。 ページにコンテンツを表示する場合も、エクスペリエンスをパーソナライズする場合も、大量の情報の意味を理解しようとする場合も、データ セットが役立ちます。 カスタマイズ可能なデータ セットを使用してデータ管理を容易にします。
データ セットを エクスペリエンス および セグメントと統合することで、データ セットをさらに強化し、適切なコンテンツを適切なユーザーに適切なタイミングで配信できるようになります。

システムデータセット
ライフレイ 2025年第2四半期以降
内部的に オブジェクトとして処理されるカスタム データ セットとは異なり、Java ベースのデータ セットはハードコードされた OSGi コンポーネントであるため、UI で編集することはできません。 ただし、一部の Java ベースのデータ セットでは、 システム データ セット を使用してカスタマイズすることがサポートされています。
システム データ セットは、元の Java ベースのデータ セット実装の独立したコピーです。 システム データ セットのプロパティ (視覚化モード、フィルター、アクションなど) は、カスタム データ セットと同様に、オブジェクトを使用して内部的にキャプチャされます。

詳細については、「 システム データ セットの使用 」を参照してください。