初期インスタンスのローカリゼーション
Liferay DXPは、言語、タイムゾーンなどによるローカリゼーションをサポートしています。 英語(米国)の翻訳とGMTタイムゾーンがデフォルトですが、DXPには40以上の翻訳があり、任意のタイムゾーンに設定できます。 ローカリゼーションは、仮想インスタンス、各インスタンスのウィジェット、および個々のユーザーを対象としています。 DXPを設定すると、次のインターフェイスを使用して仮想インスタンスのデフォルトの言語とタイムゾーンを設定できます。
- ポータルプロパティ :アプリケーションサーバーを起動する前に、プロパティファイルでデフォルトを指定します。
- セットアップウィザード :DXPの起動の一環として、UIを介してデフォルトを設定します。
- コントロールパネル :DXPインスタンスを起動した後、UIを介してデフォルトを変更します。
ポータルプロパティ
DXPを開始する前にデフォルトの仮想インスタンスのローカリゼーションを設定する場合は、 portal-ext.properties
ファイルを使用します。
ポータルプロパティ | 説明 |
---|---|
company.default.locale | locales ポータルプロパティに定義されている使用可能なロケールに設定します。 |
company.default.time.zone | time.zones ポータルプロパティで定義されている任意のタイムゾーンに設定します。 |
例:
company.default.locale=pt_PT
company.default.time.zone=Europe/Lisbon
上記のプロパティは、ポルトガルのリスボンにいるユーザーの仮想インスタンスをローカライズします。
セットアップウィザード
セットアップウィザード は、DXPインスタンスのデフォルトの言語とタイムゾーンを設定します。 これらは、 [Default Language] と [Time Zone] セレクタで選択できます。
セットアップウィザードは、Liferay-Tomcatバンドルとアプリケーションサーバーのインストールでデフォルトで有効になっています。
すでにDXPを起動している場合は、コントロールパネルでインスタンスのデフォルトの言語とタイムゾーンを変更します。
コントロールパネル
仮想インスタンスのデフォルトの言語とタイムゾーンは、インスタンスの ローカリゼーション ページを使用して変更できます。 手順については、Configuring a Virtual Instance Localizationを参照してください。
まとめ
DXPインスタンスのデフォルトの言語とタイムゾーンを構成しました。 ロケールの選択を容易にする方法など、DXPのローカライズに関する詳細は、 サイトのローカライゼーションを参照してください。