ドキュメントとメディアでのワークフローの使用

Documents and Mediaは、Liferayのワークフローエンジン と完全に統合されています。 つまり、ファイルのレビューと承認プロセスをカスタムで定義できるのです。 Documents and Mediaは、標準的なワークフロー機能に加えて、複数のワークフローを使用することもサポートしています。 すべての文書タイプに対してデフォルトのワークフローを設定し、特定の文書タイプに対して代替ワークフローを使用するように個々のフォルダーを設定することができます。

マーケティング、法務、会計のファイル用に、それぞれ異なる ドキュメントタイプ を定義した場合を考えてみましょう。 その内容から、各文書タイプは特定のレビューと承認プロセスを経なければなりません。 これを実現するには、 、各タイプのカスタムワークフロー を作成し、Documents と Media フォルダでカスタムワークフローを使用するように設定します。 また、他のすべての文書タイプに同じレビューと承認プロセスを経る必要がある場合は、Documents and Mediaルートフォルダにデフォルトのワークフローを設定することができます。

デフォルトのワークフローを有効にする

以下の手順で、すべてのドキュメントタイプに対してデフォルトのワークフローを有効にします:

  1. 目的のサイトまたはアセットライブラリで、 Documents and Media アプリケーションを開きます。

  2. ルートフォルダ(=ホーム)から、アプリケーションバーの「アクション」 ボタン(Actions Button)をクリックし、「編集」 を選択します。

    アプリケーションバーの[アクション]ボタンをクリックし、[編集]を選択します。

  3. ドロップダウンメニューから、目的の ワークフロー を選択します。

    ワークフローの定義を選択します。

  4. Save] をクリックします。

サイトまたはアセットライブラリー内のすべてのドキュメントタイプに対して、デフォルトのワークフローを有効にします。 これにより、ユーザーがファイルをアップロードまたは編集するたびに、 Publish ボタンが、 Submit for Workflow ボタンに置き換わります。 必要に応じて、個々のフォルダーに対してこのワークフローをオーバーライドすることができます。 フォルダーとドキュメントタイプの代替ワークフローを有効にする を参照してください。

フォルダーとドキュメントタイプの代替ワークフローを有効にする

以下の手順で、個々のフォルダーや文書タイプに対してワークフローの有効/無効を設定します:

  1. 目的のサイトまたはアセットライブラリで、 Documents and Media アプリケーションを開きます。

  2. 目的のフォルダの アクション ボタン (Actions Button) をクリックし、 編集 を選択します。

    フォルダの[アクション]ボタンをクリックし、[編集]を選択します。

  3. ドキュメントタイプ制限およびワークフロー] で、目的の構成を選択します。

    親フォルダー(parent-folder)のドキュメントタイプ制限とワークフローを使用する : 親フォルダーの設定を使用します。 この値は初期値です。

    このフォルダー(current-folder)の特定のドキュメントタイプの制限とワークフローを定義する : 個々のドキュメントタイプに対して カスタムワークフロー を選択するか、 ワークフローなし を選択して個々のタイプのデフォルトワークフローを無効にします。

    Default Workflow for This Folder (current-folder) : 現在のフォルダーのデフォルトのワークフローを選択します。 文書の種類に関係なく、フォルダー内のすべてのファイルに対してワークフローが適用されます。

    [ドキュメントタイプ制限およびワークフロー]で、目的の構成を選択します。

  4. Save] をクリックします。

選択したフォルダーとドキュメントタイプに対して、選択したワークフローを有効にします。

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