アセットライブラリの概要
7.3以降で利用可能
アセットライブラリは、再利用可能なアセットを作成および保存できる仮想スペースです。 これらのスペースを必要な数だけ作成して、部門、チーム、さらには個々の製品やキャンペーンのコンテンツをグループ化できます。 各ライブラリはインスタンスレベルで作成され、複数のサイトに接続できるため、ユーザーは個々のサイト内ではなく、各ライブラリでアセットを開発および管理できます。 サポートされているアプリケーションには、Webコンテンツ、ドキュメントとメディア、およびコレクションがあります。
コンテンツをより小さく、焦点を絞ったバケットに整理することで、さまざまなサイトコンテキストにあるコンテンツに簡単にアクセスして管理できます。 タグとカテゴリーは、ライブラリアセットを分類するためにも使用でき、組織をさらに改善します。
カスタムのワークフローを実装して公開設定プロセスを誘導し、編集の競合やコンテンツの重複のリスクを低減します。 また、ライブラリに対してステージングを有効にすることで、データの分離を維持しながらコンテンツの公開設定を管理することができます。
ライブラリをサイトに接続すると、そのコンテンツをフラグメントやウィジェットで表示できます。 各コンテンツタイプに対し各サイトのデフォルト表示ページテンプレートを使用して、サイトにアセットライブラリコンテンツを表示することもできます。
最後に、アセットライブラリは、他のアプリケーションと同じ権限管理システムの下で機能するため、ライブラリ内のアセットを作成またはアクセスできるユーザーを構成できます。 デフォルトでは、アセットライブラリには、サイトに対応する4つの主要なロール(アセットライブラリの所有者、管理者、メンバー、コンテンツレビュア)があります。 特定のニーズに合わせて、新しいアセットライブラリロールを作成できます。
アセットライブラリを使用して、コンテンツコラボレーションを改善したり、アセット編成を簡素化したり、インスタンス全体でのコンテンツの重複を減らすことができます。 アセットライブラリの使用を開始するには、アセットライブラリの作成と管理を参照してください。