legacy-knowledge-base
公開されました Jul. 2, 2025

既知の問題:<form>タグがAlloyEditorで削除されました

written-by

Alfonso Crisci

How To articles are not official guidelines or officially supported documentation. They are community-contributed content and may not always reflect the latest updates to Liferay DXP. We welcome your feedback to improve How To articles!

While we make every effort to ensure this Knowledge Base is accurate, it may not always reflect the most recent updates or official guidelines.We appreciate your understanding and encourage you to reach out with any feedback or concerns.

legacy-article

learn-legacy-article-disclaimer-text

この記事ではLPS-71067に記載されている、Alloy Editorで確認できる既知の制限事項について説明します。

エディタのソースモードを使用して<form>タグを入力した場合、Alloy EditorのWYSIWYGに戻るか、コンテンツを公開すると、エディタはそのタグを削除します。

根本原因

この問題の根本的な原因は、 https://www.w3.org/TR/html4/interact/forms.html#h-17.3のHTML仕様で示されているように、 <form> タグを別のタグの中に入れ子にすることができないことです。 Liferay DXPはこれを行おうとしているため、ブラウザ自体がタグをフィルタリングしてしまいます。

Alloy Editorは "inline "モードで動作し、それ自体はページ内の <form> タグの中に包まれています。 これにより、ブラウザはHTMLを「修正」し、「余分な」 <form> タグを削除します。

解決

ステータス:利用可能な回避策

この制限を回避するには、対象となるLiferayインスタンスのportal-ext.propertiesファイルに以下を設定することで、Alloy EditorからCKEditorに切り替えることができます。

editor.wysiwyg.portal-impl.portlet.ddm.text_html.ftl=ckeditor

この問題はブラウザレベルに起因するものですが、DXPのCKEditorは"iframe"モードで動作するため、この問題は発生しません。

追加情報

CKEditorとAlloy EditorはWYSIWYGコンテンツエディタとして提供されており、HTMLエディタを目的としたものではありません。これらのエディタのソースモードは、利便性のために提供されており、マークアップの微調整のみを目的としています。ソースモードに入力されたマークアップは、修正されずにそのまま残ることは保証されません。

Alloy Editorのこの既知の問題を根本的に解決するには、DXPにおけるAlloy Editorの組み込みアーキテクチャを変更する必要があります。APIを壊すような変更のため、Liferay General Availabilityリリースの安定性を保つために、新しい潜在的な解決策は将来のLiferayバージョンでのみ行われる可能性があります。

Liferayフロントエンドエンジニアリングはこの問題を認識しており、今後のLiferayの実装に取り組む際に考慮する予定です。詳細は、新機能の導入 の記事をご覧ください。

did-this-article-resolve-your-issue

legacy-knowledge-base