Jenkinsステージの再起動
CIサービスでは、Jenkinsのスタッシュを保存するように設定することができます。 この隠し場所を使って、Jenkinsビルドの特定のステージを再開することができます。
ジェンキンス・スタッシュの保存
以下のCIサービス変数を使用して、スタッシュとアーティファクトが保存される完了ビルドの数を決定します。
LCP_CI_PRESERVE_STASHES_BUILD_COUNT
LCP_CI_ARTIFACT_NUM_TO_KEEP
以下の例では、スタッシュは過去3回のビルド分、アーティファクトは過去6回のビルド分が保存されています。
デフォルトでは、 LCP_CI_PRESERVE_STASHES_BUILD_COUNT
の値は 20
に設定されています。一方、 LCP_CI_ARTIFACT_NUM_TO_KEEP
の値は 1
に設定されています。 ステージの再起動が重要でない場合は、それらの値を 0
に設定して、CIがstashやartifactを保持しないようにすることができます。
LCP_CI_ARTIFACT_NUM_TO_KEEP変数で許可されている以上のビルドでは、
LCP_CI_PRESERVE_STASHES_BUILD_COUNT` 変数で設定したビルド数にかかわらず、スタッシュは保持されません。
Jenkinsのステージを再起動する方法
以下の手順で、Jenkinsステージを再起動します。
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プロジェクトのCIサービスのページ(例:
ci-<project>-infra.lfr.cloud
)にアクセスし、 Open Blue Ocean プラグインをクリックして、プロジェクトのパイプラインを表示します。noteパイプラインのステージは、Jenkinsの標準コンソールで再起動することができますが、Open Blue Oceanプラグインは、パイプラインのステージを表示または管理する際に、より明確で直感的なユーザーエクスペリエンスを提供します。
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目的のパイプラインを選択し、目的のビルドをクリックします。
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目的のステージを選択し、 再起動 をクリックします。
これにより、選択したステージから始まる新しいJenkinsランが開始され、ベースとなったランと同じPRとコミット情報を持つことになります。 新しい説明文は、その前に実行された内容と、再開されたステージの名前が自動的に生成されます。 ナビゲーションバーの左上にあるパンくずボタンを使って、前のランにすばやく戻ることができます。