演習:Dockerを使用してLiferay とElasticsearchを実行する
適用先:Liferay DXP 7.3以降
ここでは、ローカルマシン上でLiferay-Elasticsearchの最小セットアップを行い、ElasticsearchとLiferay DXP 7.3+の間の REST Client 接続がどのように構成されているかを確認することができます。 この例では、2つのDockerコンテナを使用しています。1つはElasticsearchコンテナ、もう1つはLiferay DXPコンテナです。 より概念的で本番環境に似た情報については、Elasticsearchのインストールを参照してください。
Elasticsearch接続で認証と暗号化を有効にするには、 Elasticsearchの保護 をお読みください。
Dockerコンテナにバインドマウントするためのローカルフォルダを作成する
プラグインと構成ファイルを提供するために、ElasticsearchコンテナおよびDXPコンテナのシステムフォルダにバインドマウントできるローカルフォルダ構造を作成します。
最後のcd test-es-install
コマンドで、test-es-install
フォルダに入ります。 このフォルダからElasticsearchとLiferay DXPの両方の残りのコマンドを実行することを確認してください。
Elasticsearchのインストール
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elasticsearch-liferay
という Elasticsearch コンテナを設定し、起動する: -
必要なElasticsearchプラグインをインストールします。
docker exec -it
を使用して、インタラクティブなbashシェルにアクセスします。 -
Elasticsearchコンテナを再起動して、プラグインを登録します。 CTRL+Cでコンテナを停止した後、以下を実行して再度起動します。
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実行中のElasticsearchコンテナのIPv4アドレスを取得します。
この例では、
172.17.0.2
です。 システムが別の IP アドレスを提供している場合は、Liferay DXP を実行する際にdocker run --add-host elasticsearch-liferay:[IP]...
コマンドでその IP アドレスを使用する必要があります。
Liferay DXPのインストール
Liferay DXPがElasticsearchに接続するために必要なプロパティを指定してから、DXPコンテナを実行します。
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まず、以下を実行してElasticsearch 7構成ファイルにデータを入力します。
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構成ファイルを配置したら、次のコマンドでDXPコンテナを起動します。
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チェックポイント: コントロールパネル → 設定 → 検索でElasticsearchの接続が有効になっていることを確認します。
検索インデックスとスペルチェックインデックスを再作成します。 どちらのインデックス再作成も、コントロールパネルの → 設定 → 検索の「インデックスアクション」タブから実行されます。