ロールの作成と管理
ロールとパーミッションを理解したら、Liferay DXP ソリューション内でユーザーに権限を与えるために必要なロールを作成することができます。
コントロールパネル → ユーザー → ロール でロールを作成し、管理します。
ロールの作成
まず、 、作成しなければならない役割の範囲 を決定します。 ロールは、グローバル(通常のロール)、サイト、組織、アセットライブラリ、またはアカウントごとにスコープすることができます。
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グローバルメニュー() を開き、 コントロールパネル タブを開き、 役割 をクリックします。
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追加() をクリックします。
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役割の種類を選択します。
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ローカライズ可能なタイトルと説明を入力します。
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キーを入力します。 プログラム上でロールを参照するための一意の識別子です。 デフォルトでは、タイトル値が使用されます。
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[Save] をクリックします。
これで、 ロールパーミッション を定義し、 ロールをユーザーに割り当てることができます。
ロールの更新
ロールのタイトル、説明、キーはいつでも更新できますが、タイプ/スコープを変更することはできません。
これを行うには、ロールの アクション ボタン () をクリックし、 編集 を選択します。 完了したら、 [Save] をクリックします。
ロール管理権限
個々のロールを管理するための権限を割り当てることができます。
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ロールの アクション ボタン()をクリックし、 権限 を選択します。
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選択したロールに対して、既存の通常のロールが実行できるアクションを指定します。 この割り当ては個々のロールに対して行われ、 Rolesアプリケーションで権限を定義するのとは異なります。
デフォルトでは、ロールに対してこれらの権限を付与できるのは、OwnerとAdministratorの通常ロールのみです。 Administratorロールは、その権限を変更することができないため、権限マトリックスに表示されません。 テストインストールのデフォルトユーザーは、グローバルスコープでこの権限を持ち、すべてのアクションを実行できるほか、ユーザーの割り当てやロールの権限を定義することができます。
これらの権限の付与には注意してください。 これは、信頼できる少数のユーザーに任せるのがベストな管理機能です。
ロールの削除
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ロールの アクション ボタン()をクリックし、 削除 を選択します。
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本当に役割を削除するのか確認する。 ロールは、それに関連する ワークフローのタスク割り当て と共に、直ちに削除されます。
ロールのエクスポートとインポート
必要に応じて、ロールをエクスポートおよびインポートすることができます。 ただし、Liferayでは全社的なサイト権限と個人的なサイト権限しかエクスポートされません。 サイトおよびアセットライブラリ関連の権限はエクスポートされません。
エクスポートまたはインポート処理を開始する、
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Rolesアプリケーションを開き、アプリケーションバーの Actions ボタン をクリックし、 Export/Import を選択します。
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エクスポート/インポート処理の設定、LARファイルのダウンロードとアップロード、現在および以前のエクスポート/インポート処理の確認ができます。
アセットコンテナを削除するとアセットが削除される
Web Content フォルダには、Web Content の記事が格納されています。 Web Content フォルダはアセットコンテナであり、Web Content 記事はアセットである。 アセットコンテナを削除する権限をロールに与え、個々のアセットを削除する権限をロールに与えないことは可能です。 その場合、役割分担者が個々の資産を含む資産コンテナを削除すると、個々の資産自体も削除されますのでご注意ください。
アセットコンテナ | アセット |
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Webコンテンツフォルダー | Webコンテンツ |
ナレッジベースフォルダ | ナレッジベースの記事 |
掲示板のカテゴリ | 掲示板スレッド |
Wikiノード | Wikiページ |
ドキュメントとメディアフォルダ | ドキュメント |
フォーム | フォームレコード |
動的データリスト | 動的データリスト・レコード |
アプリビルダーオブジェクト | アプリビルダーアプリ |
アセットコンテナの例としては、Webコンテンツフォルダの他に、ブックマークフォルダ、掲示板カテゴリ、Wikiノード、Documents and Mediaフォルダがあります。