自動アップグレードによるアップグレード
インスタンスを起動する前に、ポータル プロパティで 自動アップグレード を有効にすると、データベースを自動的にアップグレードできます。
アップグレードする前に、必ずデータベースと既存のインストールを バックアップ してください。 バックアップコピーでアップグレードプロセスをテストすることをお勧めします。
Tomcatバンドルによるアップグレード
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準備と計画 の手順を確認し、パブリケーション、カスタム開発、データベースのプルーニングなどの機能を考慮していることを確認します。
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バンドルをホストの場所に抽出します。
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新しいバンドルを初めて起動します。 セットアップウィザードが表示されます。
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データベース セクションで、 変更 をクリックし、Liferay インストールのデータベース設定を入力します。

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構成の完了をクリックします。 データベースの設定は、Liferayのホームフォルダにある
portal-setup-wizard.propertiesファイルに保存されます。 -
同じ Liferay ホームフォルダに、
portal-ext.propertiesファイルを作成します。 構成オプションは、この ポータル プロパティ ファイルで設定されます。 -
ファイルを開き、
upgrade.database.auto.run=trueを設定します。 -
(オプション)
upgrade.report.enabled=trueを設定して、 アップグレード レポートを有効にします。 さらに、upgrade.report.dir={your_directory}ポータル プロパティを設定して、アップグレード レポートの出力ディレクトリを定義します。 何も設定されていない場合は、Liferay_Home/reportsがデフォルトのレポート ディレクトリになります。 -
(オプション)
upgrade.log.context.enabled=trueを設定して、 アップグレード ログ コンテキストを有効にします。 -
プロパティファイルを保存し、 Liferay を再起動します。
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Liferay が再起動すると、データベースが自動的に更新され、コンソール ログに進行状況が表示されます。 アップグレード レポートを有効にした場合、レポートは出力ディレクトリで利用できます。
アップグレード後も Liferay を引き続き使用するには、必ず upgrade.database.auto.run プロパティを削除するか、値を false に設定してください。