データベースの設定
デモンストレーション用のデフォルトでは、Liferay DXP/Portal は組み込みHSQLデータベースを使用するように構成されています。 デモの目的以外に、次のようなフル機能のサポートされているRDBMSを使用することをお勧めします。
- MariaDB
- MySQL
- Oracle
- PostgreSQL
Liferay DXP 互換性マトリックス には、サポートされているデータベースとバージョンがリストされています。
データベースを構成する
-
utf8mb4 を使用するデータベースを作成します。 MySQLコマンドの例は以下の通りです:
create database lportal default character set utf8mb4 collate utf8mb4_unicode_ci; -
完全なデータベース権限を持つデータベースユーザーを設定します。 組織で DXP データベース ユーザーにデータベース アクセスを制限する必要がある場合は、「 高セキュリティ データベース ユーザーのプラクティス」を参照してください。
重要Liferay はデータベースからの読み込みとデータベースへの書き込みを必要とします。 したがって、Liferayデータベースのユーザーは、データの読み取りと書き込みの権限を持っている必要があります。
-
JDBCコネクタをインストールします。 DXP バンドルには、
$CATALINA_BASE/webapps/ROOT/WEB-INF/shielded-container-libフォルダ(Liferay の以前のバージョンでは$CATALINA_BASE/lib/extフォルダ内)にいくつかのオープンソース JDBC コネクタが含まれています。 OracleやDB2などの専用データベースのコネクタ(下の表を参照)は、ベンダーからダウンロードする必要があります。
専用データベース:
| データベース | コネクタ | ベンダーサイト | メモ |
|---|---|---|---|
| Oracle | ojdbc8.jar | Oracle | CLOB 列からデータを読み取る際に データ切り捨ての問題 が検出されたため、少なくとも Oracle 12.2.0.1.0 JDBC 4.2 バージョンの ojdbc8.jar ライブラリが必要です。 |
| DB2 | db2jcc4.jar | IBM | dbc2jccコネクタは3.72以降廃止されました。 |
Liferay DXPのデータベースを構成しました。
データベース構成の詳細については、 データベース構成リファレンスを参照してください。