アップロードされたファイルのウイルス対策スキャンを有効にする
DXP 7.3 SP 1+、Portal 7.3 GA7+、および DXP 7.2 FP 9+
この機能は現在、Portal 7.2以前のバージョンでは利用できません。
Liferayにアップロードされたファイルを自動的にスキャンしてウイルスを検出できます。 ウイルス対策スキャナーを有効にすると、 ドキュメントとメディア、 メッセージボードなどの Liferay アプリケーションにアップロードされるファイルがチェックされます。 ウイルスが見つかった場合は、報告され、ユーザーが拒否できます。

Liferay は ClamAV デーモン (Clamd) と統合されます。 最高のパフォーマンスを得るためには、Clamdを別のサーバーで実行してください。
ここでは、ウイルス対策スキャンを有効にする方法を説明します。
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別のサーバーで、 Clamd を設定して起動します。
重要Clamdを起動する前にClamAVデータベースを読み込みます。
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次の ポータル プロパティ または Docker 環境変数を設定して、 ファイル ストア (ドキュメント ライブラリ) のウイルス対策を有効にします。
ポータルプロパティ:
dl.store.antivirus.enabled=trueDocker環境変数:
-e LIFERAY_DL_PERIOD_STORE_PERIOD_ANTIVIRUS_PERIOD_ENABLED=true -
Liferayサーバーを起動します。
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コントロール パネル → システム設定 に移動し、セキュリティ カテゴリで ウイルス対策 を選択します。
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メニューで[Antivirus Clamd Scanner]を選択します。

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Clamdサーバーのホスト名またはIPアドレス、ポート、および接続タイムアウト時間(ミリ秒)を入力します。
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[保存]をクリックします。
これで、Liferayアプリケーションへのアップロード時にファイルがスキャンされます。 アップロードするファイルでウイルスが検出された場合、スキャナーによって感染したファイルが報告されるので、ファイルの保存を却下する必要があります。

ウイルスに感染したファイルは絶対に保存しないでください。 現在の操作をキャンセルして、ファイルを拒否します。