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Liferay Cloudバージョン5の変更点

Liferay Cloudバージョン5には、いくつかの変更と新機能があります。

NginxによるModSecurityの機能
地域持続性の向上
バックアップ復元戦略の準備と交換
バックアップアップロード再試行の設定

NginxによるModSecurityの機能

ModSecurityは、Webサーバーのバージョンが5.x.xのLiferay Cloudで利用可能なWebアプリケーションファイアウォールです。あらかじめ定義されたカスタムルールと照らし合わせて、Webサーバーに送信されたリクエストをリアルタイムで検査します。この手順では、XSSやSQLインジェクションなどの典型的なWebアプリケーションのL7攻撃を防止します。

詳細については、 ModSecurity の有効化を参照してください。

地域持続性の向上

Liferay Cloudのデータベースとバックアップサービスはバージョン5.xxで信頼性が向上しました。アップグレードすると、サービスが更新され、向上した地域持続性のメリットを受けられます。これにより、ワークロードに対するパフォーマンスが向上し、フェイルオーバーのレイテンシーを最小化することができます。

バックアップ復元戦略の準備と交換

バックアップからデータを復元すると、データベースサービスおよび依存するサービス（Liferayを含む）のダウンタイムが発生します。ただし、バックアップサービスバージョン 5.x.x では、復元動作は、最初に別の新しいデータベースインスタンスとボリュームを開始し、準備ができると新しいインスタンスに切り替わります。これにより、お客様のインスタンスのダウンタイムを最小限に抑えることができます。