カスタムサービスの使用
Liferay Cloud では、すぐに使用できる標準のサービス セットに限定されません。 また、Liferay Cloud インフラストラクチャ内で新しいプロセスを実行するためのカスタム サービスを作成してデプロイすることもできます。 Liferay Cloud 環境でカスタム サービスを使用するには、営業担当者に連絡してこの機能を有効にし、環境が適切にプロビジョニングされていることを確認してください。
カスタムサービスを追加するためには、十分なハードウェアリソースが用意されている必要があります。 プロビジョニングプロセス中にカスタムサービスに追加のリソースを割り当てることができます。
Liferay Cloud は、サービスの基盤として Docker イメージを使用します。 これらのサービスをローカルで実行する場合は、ローカル システムに Docker をインストール します。
詳細については、 カスタム サービスの制限 を参照してください。
カスタムサービスの追加
Liferay Cloud のビルドに独自のカスタム サービスを追加するには、次の手順に従います。
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カスタムサービスをDockerイメージとして作成または検索します。 プロジェクトのワークスペースに直接追加したDockerfileを使用するか、 [Docker Hub]などのパブリックリポジトリのイメージを使用できます。
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サービス用の新しいディレクトリを他のサービスディレクトリ(たとえば
[liferay]および[データベース])と一緒に追加し、その中に[LCP.json]ファイルを含めます:├── backup ├── ci ├── database ├── liferay ├── search ├── webserver └── myCustomService └── LCP.jsonこのファイルに構成を追加する方法の詳細については、 LCP.json による構成 を参照してください。
警告新しいカスタムサービスでビルドをトリガーしても、新しいサービス用に十分なリソースがプロビジョニングされていない場合、他のサービスに割り当てられたリソースに干渉する可能性があります。
LCP.jsonファイルで新しいサービスのメモリとCPUの割り当てを直接設定して、正しい量のハードウェアリソースを取得できるようにします。
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LCP.jsonで、カスタム サービスを適用する環境を指定します。 これは、新しいサービス用にプロビジョニングしたリソースの数によって異なります。たとえば、ビルドを
[prd]環境にのみ適用するには、[LCP.json]に以下のプロパティを追加します:{ "environments": { "prd": { "deploy": true } } }デフォルトでは、このようなプロパティが指定されていない場合、サービスはすべての環境に対してカスタム サービスを構築しようとします。
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Dockerイメージを新しいサービスに適用します。 Dockerイメージの追加に使用する方法は、パブリックリポジトリにアップロードされたイメージを使用しているか、ローカルのDockerfileを使用しているかによって異なります。
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公開リポジトリからのDockerイメージを使用している場合: イメージの名前を
[LCP.json]内の[イメージ]プロパティに追加します:"image": "mydockerimages/myservice:1.0.0" -
ローカルのDockerfileを使用している場合: カスタムサービスのディレクトリにDockerfileを追加します。 サービスがビルドされると、Dockerfile からの Docker イメージがサービスのイメージとして自動的に選択されます。
注Dockerfileは自動的にサービスのイメージとして使用されます。 その結果、LCP.json 内のすべての「image」プロパティは無視されます。
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これらの変更をバージョン管理のブランチにコミットします:
git add my-custom-service/ git commit -m "Add custom service" -
ブランチをプッシュし、Liferay Cloud で新しいビルドを開始してデプロイします。 ビルドのデプロイについては、 Liferay PaaS でのサービスの更新 のデプロイに関する情報を参照してください。
変更を加えて CI で新しいビルドをトリガーしたら、Liferay Cloud コンソールの ビルド 画面に移動してビルドを確認できます。 [サービス]の列にリストされているサービスには、他のサービスとの新しいサービスが含まれています。
このビルドをいずれかの環境にデプロイする場合(アクションメニューで[ ビルドを にデプロイ]をクリックして)、その環境の [サービス] ページに移動して、そこにリストされているカスタムサービスを確認することもできます:
