ステージ3: データバックアップのアップロードと復元
Liferay DXP データベースとドキュメント ライブラリが互換性のある形式になったら、次の段階では、それらを 1 つのバックアップとして Liferay Cloud にアップロードし、選択した環境に復元します。
バックアップをアップロードするには、プロジェクトのファイル ストア タイプが SFS である必要があります。 詳細については、 ファイルストアの移行を参照してください。
バックアップをアップロードする
まず、選択した環境の バックアップ サービスにデータをアップロードする必要があります。 これにより、復元できる新しいバックアップが作成されます。
バックアップのアップロードは、ファイル サイズとインターネット接続速度に応じて、完了するまでに数分または数時間かかる場合があります。 アップロードの進行中は、 バックアップ サービスは他のバックアップを作成、復元、または削除できません。 プロセスが停止しないようにするには、アップロードが完了するまで、 ウィンドウを閉じたり、デバイスをスリープ状態にしたりしないでください 。
Liferay Cloud CLIを使用してバックアップをアップロードします。 ターミナルで、次のコマンドを実行します。
lcp backup upload --project [Project name] --environment [Environment] --doclib [Path to document library folder] --database [Path to database .gz file]
!!! important
The database dump and document library uploads should not exceed **2 TB** total. To upload larger files, [contact Liferay Cloud Support](https://help.liferay.com/hc/en-us/articles/360030208451-DXP-Cloud-Support-Overview).
バックアップのアップロード手順の詳細については、「 バックアップのダウンロードとアップロード 」を参照してください。
アップロードが完了すると、データを含む新しいバックアップが「バックアップ」ページのリストの一番上に表示されます。
バックアップを復元する
「バックアップ」ページでアップロードから作成されたバックアップを復元します。
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正しいバックアップを実行するには、アクション メニューから […に復元 ] をクリックします。

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ドロップダウン メニューから、バックアップを復元する適切な環境を選択します。
警告正しいターゲット環境を選択してください。 バックアップを復元すると、ターゲット環境のデータベースと Liferay データストレージがバックアップのデータで上書きされ、上書きを元に戻すことはできません。
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環境に復元 をクリックし、バックアップの復元が完了するまで待ちます。
警告バックアップの復元中は、ターゲット環境は使用できません。
バックアップの復元が完了すると、ターゲット環境にはアップロードしたデータベースとドキュメント ライブラリと同じデータが含まれます。
ターゲット環境の上部バーにある サイトにアクセス をクリックすると、Liferay Cloud 上の Liferay DXP インスタンスのステータスを確認できます。
今後の流れ
これで、Liferay Cloud 上で Liferay インスタンスが起動し、データが実行されるようになりました。 次に、Liferay DXP の設定とカスタマイズをクラウド環境に 移行 します。