Liferayポータルで大容量LARファイル(100MB)のインポートに失敗することがあります。 以下にバージョン別のおすすめポイントを紹介します。
DXP 7.1以前のバージョンの場合
以下のプロパティのサイズを大きくします。 com.liferay.portal.upload.Upload.UploadServletRequestImpl.max.size=104857600
注: portal.properties内のデフォルトのプロパティでは、ファイルを100MBに制限しています。 これは、 dl.file.max.size=0
プロパティとは異なります。
DXP 7.1+の場合
"コントロールパネル > 設定 > システム設定 > インフラストラクチャー > アップロードサーブレットリクエスト"セクションの「合計最大アップロードリクエストサイズ」の値を変更します。
Liferay Cloudの場合(またはWebサーバを使用する場合)
Liferay Cloudで使用するデフォルトのWebサーバはNginxです。 Nginxのデフォルトバッファに対して、LARファイルが大きすぎてアップロードやダウンロードができないことがあります。 Nginx バッファ のデフォルトの最大サイズは 1024 MB です。
より大きなダウンロードを行う必要がある場合は、この値を任意の値に調整することができます。
LARファイルの作成中にこの問題に直面した場合、LARは正しく生成されているのに、ダウンロードが開始されると終了しません。
このために、Webサーバの設定の中でプロパティとその値を追加する必要があるだけです。
例えば、バッファ制限を解除したい場合は、変更が必要な環境の構成ファイル、liferay.confの中に以下の行を追加します。この場合、configs / uat / conf.d です。
proxy_max_temp_file_size 0;