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第8ステージ移行後の次のステップ

  このセクションの前の段階がすべて完了したなら、オンプレミスのLiferay DXPインストールをLiferay Cloudに移行することに成功したことになります!

Liferay DXPがLiferay Cloud上で動作するようになったので、その機能を活用する準備が整いました。これには 自動バックアップ内蔵の継続的インテグレーション、自動 サービスログ、そして内蔵 セキュリティ機能があります。

しかし、Liferay Cloudの機能をフルに活用するためには、開始時にいくつかの追加手順があります。

チーム編成

Liferay Cloudの管理者として、必要に応じて他のメンバーを招待し、プロジェクトの様々な領域へのアクセスを管理することができます。 チームメンバーを招待します それから、適切な チームロール を与え、全員が Liferay Cloud プロジェクトで必要なレベルのアクセス権を持つようにします。

詳しくは、 環境のチームとロール をご覧ください。

SSOの設定

シングルサインオンは、Liferay CloudインスタンスでユーザーをLiferayに認証するために、お好みのIDプロバイダーを使用することができます。 これにより、サインオン・エクスペリエンスがよりスムーズになり、プロジェクトの他の部分とより統合された印象を与えることができます。

Liferay Cloud は、SAML 2.0 に準拠した Signle Sign-On Identity Provider をサポートしています。 詳細については、 Liferay CloudでSSOを使用する をご覧ください。

カスタムドメインの追加

Liferay Cloud上の環境では、必要に応じて独自のカスタムドメインをホストしていることを確認してください。 Liferay Cloudは、お客様のカスタムドメインと連携し、環境ごとに認証ドメインを定義することが可能です。

詳しくは、 カスタムドメイン をご覧ください。

ディザスターリカバリー環境の構築

Liferay Cloudはデフォルトで、同一リージョン内の 自動ディザスタリカバリ を提供することにより、サービス停止によるダウンタイムを軽減します。 しかし、災害によりLiferay Cloud環境のサービス提供地域が停止した場合、本番インスタンスのユーザーのダウンタイムを最小限に抑えるために、フォールバック環境(またはディザスターリカバリー環境)の使用も検討する必要があります。

Diaster Recovery 環境 を設定し、計画外のダウンタイムから可能な限り強固な保護を維持します。 自動的かつ地域横断的なディザスターリカバリーについて詳しくはこちら.

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ディザスターリカバリー環境を構築するためには、サブスクリプションの一部として、そのための環境を別途購入する必要があります。

サービスを設定する

liferay サービスに加え、メインのLiferay Cloud環境にはすべてデフォルトのサービスセットがあり、個別に設定することができます。 これらの各サービスには、早い段階で設定しておくべき設定項目があります。

アプリケーションパフォーマンスの最適化およびチューニング

Liferay CloudでLiferayを使い始めるにあたり、アプリケーションのパフォーマンスを監視・チューニングするための利用可能なツールに慣れ親しんでください。

オンプレミスのインスタンスをチューニングするのと同じように、Liferay Cloud上のインスタンスで独自のパフォーマンステストと最適化を実行する必要があります。 サービスデータ、メトリクス、 ロギング が用意されており、テストに役立てることができます。

Liferay Cloudでの開発を始めよう

Liferay Cloudに移行し、カスタマイズをデプロイ済みなので、変更をクラウド環境にデプロイして開発を続けることができます。まだの方は、コマンドラインツール を習得することで、開発作業を行うことができます。

Liferay Cloudコンソールからサービスをデプロイするだけでなく、自動デプロイメントを設定して、開発環境のプロセスをスピードアップすることもできます。また、ニーズに合わせて、CIサービスが使用する Jenkinsパイプラインをカスタマイズ することができます。

Liferay Cloudのデプロイワークフローについて、詳しくはこちらをご覧ください。

Capability:
Deployment Approach: