Liferay Talendコンポーネントの概要
非対応
データ統合ジョブにTalend Open Studioを使用している場合、LiferayのTalend Componentsは、Liferay/DXP Portalと他の外部システム(例:MySQL、SAP、Salesforce)との間でデータのインポート/エクスポートを簡単に行うことができるようにします。 7.4.xでは、これらのコンポーネントは Liferay DXP/Portalコードベース の一部であり、Talend Open Studioにビルドして追加する必要があります。 追加すると、これらのコンポーネントを使用して、Liferayに接続し、他のTalendコンポーネントとともにETL処理を実行するTalend Jobs を設計することができます。
LiferayのTalendコンポーネントは、すぐに使えるHeadless APIと、REST Builderを使って開発したカスタムAPIの両方に接続することができます。 すべてのコンポーネントは、定義されたヘッドレスAPIエンドポイントを必要とします。 各エンドポイントのパスは、 /headless-
で始まり(例:/headless-delivery-api
)、適切なバージョンのサブパス(例:/headless-commerce-admin-catalog/v1.0
, /headless-commerce-delivery-catalog/v1.0
)を含む必要があります。
Liferay Talend コンポーネント
Liferay Connection Component( tLiferayConnection
):他のコンポーネントが使用する Liferay DXP/Portal インスタンスとの接続を確立します。 そのLiferay Host URLの値はルートドメインに設定されるべきです(例: http://localhost:8080
, https://yourserver.com
)。
Liferay Input Component( tLiferayInput
):設定された Headless API エンドポイントに GET リクエストを送信します。 そして、データを取得し、OpenAPI仕様で記述されたスキーマに変換し、定義されたTalendのデータフローで前方に渡します。
Liferay Output Component( tLiferayOutput
):定義されたTalend入力からデータを受け取り、OpenAPI仕様で記述されたスキーマに変換し、設定されたHeadless APIエンドポイントにPOST/PUTリクエストを送信します。
Liferay Batch File( tLiferayBatchFile
):データを受信し、OpenAPI 仕様で記述されたスキーマに従ってフォーマットします。 そして、このデータをJSONファイルに集計する。
Liferay Batch Output File( tLiferayBatchOutput
):定義された headless-batch-engine のエンドポイントに JSON ファイルを提出します。 tLiferayBatchFile
コンポーネントからこのファイルを受け取ることができますが、異なるコンポーネントからバッチファイルを受け取り、送信することもできます。
これらのコンポーネントを使用すると、Talend Open Studioで複雑なデータフロー管理プロセスを作成し、実行することができます。 詳しいインストール方法は、 Liferay Talend Componentsのインストール を参照してください。