代替のメールの設定方法
メールサーバーに接続するようにLiferay DXPを構成するには、いくつかの方法があります。 開始する最も簡単な方法は、サーバー管理UIを使用してメールを設定する方法です。 この記事では、ポータルプロパティまたはアプリケーションサーバーのメールセッションを使用した、メールを構成する代替方法について説明します。
ポータルプロパティを使用した組み込みメールセッションの構成
オフラインで、またはDXPをデプロイする前にメールセッションを構成するには:
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portal-ext.properties
ファイルを作成します(ファイルがまだ存在しない場合)。 -
これらのデフォルトのプロパティ設定を
portal-ext.properties
ファイルにコピーします。mail.session.mail=false mail.session.mail.pop3.host=pop.gmail.com mail.session.mail.pop3.password=******* mail.session.mail.pop3.port=110 mail.session.mail.pop3.user=joe.bloggs mail.session.mail.smtp.auth=true mail.session.mail.smtp.host=smtp.gmail.com mail.session.mail.smtp.password=******* mail.session.mail.smtp.port=465 mail.session.mail.smtp.user=joe.bloggs mail.session.mail.store.protocol=pop3 mail.session.mail.transport.protocol=smtp
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デフォルトのメールセッション値を独自の値に置き換えます。
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portal-ext.properties
ファイルを Liferay Home に配置します。
DXPは次回の起動時にメールセッションに接続します。
アプリケーションサーバー上のメールセッションへの接続
ユーザーは、アプリケーションサーバーを使用してDXPのメールセッションを構成できます。
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アプリケーションサーバーでメールセッションを作成します。アプリケーションサーバーのドキュメントを参照してください。
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コントロールパネル を使用している場合は、 [コントロールパネル] → [設定] → [サーバ管理] → [Mail] に移動します。
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[JavaMail Properties] フィールドに値を入力します。
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[保存] をクリックします。 DXPがアプリケーションサーバー上のメールセッションを指すようになります。
メールサーバーがDXPに接続され、通知を送信する準備ができました。
portal-ext.propertiesで以下のプロパティを設定し、サーバーを再起動すると、コントロールパネルの値を設定するのと同じ効果があります:mail.session.jndi.name=mail/MailSession