Liferay Digital Experience Platform (DXP) 7.0から、Webコンテンツ記事内のリンクテキストが有効なLiferayページにリンクしているかどうかをチェックする新しい検証プロセスが追加されました。
バリデーターの仕組みはこうです:
- バリデータは、ウェブコンテンツのテキスト内にリンクを検出すると、まずリンクの先頭をチェックし、ドメインが何であるかを判断します。
- ドメインがLiferay DXPが設定したバーチャルホストの1つと一致する場合、URLからドメイン(とポートが存在する場合)を取り除き、URLの末尾をバリデーターに送信します。
- そうでない場合は、リンクがLiferayのページではなく、外部のページに向かうと仮定し、そのリンクのバリデーションをスキップします。
問題は、誰かが自分のサーバーを、同じドメイン内で部分的にLiferayのページで構成し、部分的に外部のページで構成するように設定することができることです。 この場合、バリデーターが外部ページをLiferayのページと判断してしまうため、バリデーションは失敗します。
解決策
Fix Pack 32 (DE-32)では、バリデーションチェックを無効にするオプションが用意されています。
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コントロールパネル → 設定 → システム設定 → export-import-service-configuration-nameへ移動します。
ご注意:DE-36では名称がExport/Import Serviceに変更されました。
- validateLayoutReferencesというボックスのチェックを外してください。
- ウェブコンテンツの記事に、無効な /web のリンクを追加する。
- 保存
不具合報告は LPS-74130 をご参照ください。