選択リストの使用¶
Liferay DXP/Portal 7.4以降で利用可能
選択リストは、Liferay Portal全体で理解される値の標準リストを作成するためのアプリケーションです。 選択リストを作成するプロセスには、初期リストの作成とリストへのアイテムの追加が含まれます。 これらの値を定義すると、サポートされているアプリケーションで使用できるようになります。
選択リストの作成¶
以下の手順に従って、選択リストを作成します。
グローバルメニュー(
)を開き、 [コントロールパネル] タブに移動し、 [選択リスト] をクリックします。
追加 ボタン(
)をクリックします。
選択リストに [Name] を入力し、 [Save] をクリックします。 この値は、Liferay UIでリストを識別し、作成後にローカライズできます。
新しい[選択リスト] をクリックして編集します。
[Items]の下にある、 [追加] ボタン(
)をクリックします。
モーダルウィンドウで、アイテムの [Name] と [Key] を入力します。
Name :アイテムの表示名を決定するもので、作成後にローカライズできます。
Key :バックエンドのアプリケーションが理解できる標準値を決定するもので、キャメルケースを使用します。
注釈
作成したアイテムのキーは変更できませんが、名前の編集や削除はいつでもできます。
[Save] をクリックします。 これにより、新しいアイテムで選択リストがすぐに更新されます。
上記の手順を繰り返して、リストにアイテムを追加します。
オブジェクトへの選択リストフィールドの追加¶
リストが作成されると、オブジェクトフィールドを作成する際に選択することができます。 選択リスト フィールドタイプを選択し、必要なリストを選択します。 詳細については、オブジェクトへのフィールドの追加を参照してください。
ユーザーがオブジェクトのレイアウトでこのフィールドにアクセスすると、選択リストのアイテムを一覧表示するドロップダウンメニューとして表示されます。
重要
リストはオブジェクトフィールドで使用されている場合は削除できませんが、リストのアイテムはいつでも編集および削除できます。
選択リストのアイテムを更新または削除すると、アイテム値を使用してすべてのオブジェクトエントリーが自動的に更新されます。
選択リストAPI¶
Liferayは選択リストを作成・管理するためのヘッドレスAPIを提供します。 headless-admin-list-type
のlocalhost:8080/o/api
にあるLiferayのAPIエクスプローラーで利用可能な選択リストAPIを確認できます。
これらを用いて、選択リストの定義(ListTypeDefinition
)と選択リストエントリー(ListTypeEntry
)の両方に対してCRUD操作を実行することが可能です。